SwitchBotを使ったスマートホーム生活
この記事は ヤプリアドベントカレンダー2022 15日の記事となります。
仕事と全然関係ないことを好きに書いていきます。
スマートホームって?
Wikipediaによるとスマートホームというのは以下の様なことらしいです。
IoTやAIの技術を活用し、スマートフォンやAIスマートスピーカーなどの制御デバイス、テレビ、照明器具などの生活家電やエアコン、給湯器、スマートロック、インターホン、シャッター、換気システムなどの住宅設備などのデバイスを接続し、より快適な生活を実現する住宅のことで、スマートホームに対応した住宅をIoT住宅、またスマートホームに対応したマンションをIoTマンションと呼称することもある。
まあむずかしい話はともかく「Hey!Siri! 照明付けて!」で照明が付いたらすごくない?それって未来じゃん!
ただ、自分の家は1Kの狭小住宅です。そんな狭い家にホームオートメーションなんているの?という葛藤はありましたが、だってそのほうが面白そうだから…という気持ちの方が勝りました。
スマートホームで調べると色々なサービスが見つかります。家電の会社や住宅関連の会社のものが多そうで個人が気軽にためすには敷居が高そうです。ネットやAmazonなどで自然と目にするSwitchBotという一連の機器がお手軽そうだったのでそちらから試してみることにしました。
どうやって使うの?
SwitchBotのデバイスを買ってきたらアプリと紐付けます。アプリはiOS用とAndroid用が用意されています。またAmazonのアレクサにも登録が出来ます。
それぞれのアプリで紐付けたらアプリ経由で操作するか、音声入力で操作します。自分は最初は声で操作していましたが面倒になったのでタイマー起動を中心に使用しています。
iPhoneでの使い方
自分はiPhoneユーザーなのでiPhoneでの使い方について説明します。SwitchBotのアプリで使うのはもちろんなのですが、「ショートカット」アプリに登録して使用するのが便利です。ショートカットに登録することでSiriやAppleWatchから呼び出すことが出来る様になります。最初のうちはめずらしくて音声で呼び出していましたが、そのうち面倒になってボタンで操作するようになりました。
導入したデバイスと使用感
SwitchBot対応のデバイスを購入した順に使い方と使用感を簡単に説明します。
SwitchBotハブ
最初に買ったのはSwitchBotハブです。ハブってどういうこと?
このデバイスが赤外線リモコン代わりになって室内の照明、エアコン、テレビなどをコントロールすることが出来ます。まさにハブですね。
それってリモコンでええやろ!と思うのはまだ早い。Siriやアレクサと連携することによって音声入力で家電を操作出来るようになるのです。未来!
それでもリモコンでええやろ!はい。
いやちょっと待って下さい、先ほど紹介したシュートカットアプリと組み合わせることで自分の行動と家電操作を組み合わせることができます。
ショートカットアプリの「オートメーション」を作成します。ここで「到着」のイベントが発生したときにSwitchBotから作成したショートカットを起動するようにします。
ここにエアコンや照明を操作するショートカットを紐付けると、家の近くに到着すると暖房で温かくなった部屋に帰ることが出来る様になります。未来!
SwitchBot温度計
次に紹介するのはSwitchBot温度計です。温度と湿度が計れます。
先ほどのSwitchBotハブと組み合わせて室温に合わせてエアコンを操作したりしていました。
それってエアコンの自動運転でええやろ!はい。いまは部屋の片隅で温度計になっています。
まだ買ってないけどSwitchBot加湿器もあるらしいのでそれと組み合わせるのも良いかもしれませんね。
ちなみにSwitchBot温度計は単4電池で動きます。
SwitchBotカーテン
次に購入したのはSwitchBotカーテンです。最初1つ購入し、よかったのでもう1つかってカーテンの両開きに対応しました。
この不思議な物体が何をしてくれるかというと、なんと自動でカーテンを開け閉めしてくれるのです。
Siriから音声で操作もできますが、自分は毎日タイマー起動しています。朝7時にカーテンを開け17時になったらカーテンを閉める。健康的ですね。自然と昼型になります。また、手でカーテンを引っ張るとSwitchBotカーテンが反応して続きの開閉操作を行います。
けっこうモーター音が大きいので動き出しはびっくりします。ですがその音で窓を見て、同じ時間なのにもうこんなに陽が長くなったのかと季節のうつろいを感じます。詩的ですね。旅行中など長期外出中も自動でカーテンを開け閉めするので防犯になるかも?
重さはバッテリーでけっこうずっしりと重いです。そのかわり3ヶ月くらいは余裕で動作します。オプションで小さなソーラーパネルで充電することもできます。自分の部屋では外側にレースのカーテンを掛けているので、ソーラーパネルをつないでもあまり充電されないので外してしまいました。
カーテンレールに取り付けるのは簡単ですが、外すのはけっこうたいへんです。外すためのボタンが固くて指で押すのはけっこうたいへんです。コインなど固いもので強くボタンを押すとよいでしょう。
SwitchBot掃除機
最後に最近購入したSwitchBot掃除機についてです。
先にも述べましたが私の部屋は狭小ですのではたしてロボット掃除機が必要なのかという悩みもありました。悩んでいるところにちょうどブラックフライデーで割引きの通知が届き、まんまと買ってしまいました。この価格帯で水拭き機能やアプリでの部屋のマッピングなどが付いているのも魅力でした。
この掃除機にはゴミ収集ベースがあるモデルとないモデルがありますが、自分はゴミ収集ベースがないモデルを購入しました。水拭き用のタンクに水を注ぎ足すにはダストボックスを外さないと行けないというレビューを見かけたからです。
こんな感じでダストボックスを外す機会は案外多いのかなと思います。
水拭き用のモップの布は1枚付いてきますが消耗品の無料クーポン券が付いてきたので注文するのを忘れないようにしましょう。
水拭き時はモップの布にじわじわと水がしみ出す感じです。布を引きずる感じの動作でそんなにゴシゴシ擦るわけではありません。
気になる清掃時の駆動音については及第点では無いでしょうか。標準モードでもガマン出来る音の大きさです。静音モードだと余り気になりません。このほかにパワーモードとMAXモードがあります。
SwitchBot掃除機のアプリについても記載します。
初回の起動時に部屋をロボットが移動してセンサーでマッピングします。その後自分でマップを分割して部屋として指定したり、進入禁止エリアや水拭き禁止エリアを指定することが出来ます。コード類が多い場所はからまりやすいので進入禁止エリアにするとよいでしょう。
清掃レポートも記録され、清掃面積と時間、通ったルートなどが記録されます。わりとくまなく掃除しているのがわかって満足度は高いです。
面白いところではロボットから発するアナウンス用の音声をダウンロードして変更することができます。標準は「日本語(女性)」です。「ネコちゃん」というのは動物の猫の声ではなく語尾に「にゃー」が付くアニメ声だったにゃー。
まとめ
SwitchBotを使ったスマートホーム生活について自分が導入しているものについてご紹介しました。使いこなせているものもいないものもあります。使い始めは未来を実感出来たのですが、使っているうちにあっという間に日常のものとなってしまいました。それだけ生活に便利に溶け込んでいるということですね。
SwitchBotにはこのほかにもいろいろなデバイスがあるようです。新しいものを試してみたい気持ちもあるし、全然別のメーカーのものも触ってみたくもあります。これをきっかけにみなさんもスマートホーム生活はいかがでしょうか。